年を取っていくと、身体の至る所に痛みが発生し、
さまざまな病気や症状を襲う可能性が高まります。
その中でも特に問題となりやすいのが、骨粗しょう症です。
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しかし、一般的に骨粗しょう症の原因について、
カルシウム不足などと考えている方が多いというのが実情であり、
本当の原因とは異なるのはご存知でしょうか。
本記事では、骨粗しょう症について解説し、
骨粗しょう症の原因、対策方法について詳しく紹介します。
この記事を読んで、骨粗しょう症の理解を促進し、
骨粗しょう症にならないよう、早めの対策を講じていきましょうね。
〇こんな方にオススメ
・ご高齢の方
・骨粗しょう症に悩まされている方
・早めに骨粗しょう症の対策を行っていきたい方
〇この記事を読んで分かること
・骨粗しょう症について
・骨粗しょう症の原因
・骨粗しょう症の予防・改善方法
こちらの記事が皆さまの日々のお悩み改善に少しでも役立てれば幸いです。
では、見ていきましょう!
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■骨粗しょう症について
骨粗しょう症の症状などについて詳しく説明していきます。
- 骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症とは、骨の密度が低下し、骨の強度が減少する疾患です。
つまり骨がスカスカの状態です。
- 骨粗しょう症になりやすい年齢
女性に関して言えば、
更年期以降の年齢層が骨粗しょう症の発症リスクが高まる時期です。
男性においても、加齢とともに骨粗しょう症のリスクが増加します。
男性の場合、女性と比較すると骨密度の低下が進みにくいですが、
加齢による骨吸収の増加や他のリスク要因の存在により、
骨粗しょう症を発症する可能性があります。
- 骨粗しょう症によるリスク
骨粗しょう症の症状は、初期段階ではほとんど痛みや不快感を伴いません。
しかし、骨密度の低下が進むと、以下のような症状が現れることがあります。
① 骨折のリスクの増加
骨粗しょう症による最も重要なリスクは、骨折です。
特に、脊椎(背骨)や大腿骨(太ももの骨)の骨折がよく見られます。
軽度の外傷や日常の活動でも、骨がもろくなっているために骨折しやすくなります。
② 背部の痛みや、脊柱変形が発生
骨粗しょう症によって脊椎が弱くなると、背部に痛みや圧迫感が生じることがあります。
また、脊椎の骨密度が低下することで、
背骨が前方に曲がるなどの脊柱変形が起こることもあります。
③ 身長の減少
骨粗しょう症によって脊椎の骨密度が低下し、骨の圧縮が生じると、
身長が縮んでしまうことがあります。
これは、複数の椎体(脊椎の骨)の圧縮骨折によるものです。
④ 爪や歯がもろくなる
骨粗しょう症の影響で、爪がもろくなったり、
歯の支持組織が弱くなったりすることがあります。
爪が割れやすくなったり、歯が抜けやすくなってしまいます。
⑤ 猫背や、姿勢の変化
脊椎の骨折や変形により、姿勢が崩れて猫背のような形になることがあります。
骨の弱さによって、背骨のサポートが十分に働かなくなることで発生します。
以上が、骨粗しょう症の症状や、発生することで問題となるリスクです。
では、骨粗しょう症はどういった原因で症状が発生するのでしょうか。
- 骨粗しょう症の原因
骨粗しょう症はカルシウム不足が原因ではなく、
主に女性ホルモンが足りなくなることが原因で発生します。
女性ホルモンであるエストロゲンは、骨の形成を促進し、
骨密度を維持する役割を果たしています。
つまり血中のカルシウムを骨に引きこむ働きをしているのがエストロゲンなのです。
女性は更年期になるとエストロゲンの分泌量が減少し、
骨にカルシウムを引き込む力が弱くなるのです。
そのため、更年期以降の女性は骨粗しょう症の発症リスクが高くなります。
他にも、以下の要因が骨粗しょう症の発症に関与することがあります:
・運動不足
・カルシウムとビタミンDの不足
・喫煙と過度のアルコール摂取
・低体重または過体重
・長期間のステロイド薬の使用
これらの要因が相互に作用し、骨形成と骨吸収のバランスが崩れ、
骨密度が低下して骨粗しょう症が進行する可能性が高まります。
まずはしっかりと女性ホルモンを充実させることが不可欠です。
症状が出ないよう、または症状を緩和できるよう、
早めに骨粗しょう症の予防・改善が大切になってきます。
早い方では40代で骨がスカスカになっていました。
- 骨粗しょう症の予防・改善方法
骨粗しょう症の予防・改善方法についてはいくつか紹介します。
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① 運動
運動はとても大事で、運動を行うことで骨に振動を与えることができます。
それにより、若い人なら身長が高くなります。お子様にお伝えくださいね。
また、年齢を重ねると身長が縮みやすくなりますが、
運動を行うことで身長が縮みにくくなります。
おすすめの運動を2つ紹介します。
・若い人向け
若い人におすすめなのが、かかと落とし。
立って足指は地面に付いたままかかとを上げて、
そのまま床にかかとを落とす動作を繰り返していきます。
木村拓哉のお嬢さんが毎晩二階で始めると家が揺れると笑ってらした。
目安は一日300回くらいするのが良いです。
注意点としては、強く床に打ち付けないようにしましょう。
ケガの元になります。何ごともほどほどにね!
・身体が動かしづらい・動きにくい方向け
簡単な動きを行っていきます。
まず腕を伸ばし、手のひらを上に向けて、
手首から肩にかけてトントンと軽く叩いていきましょう。
次は、手の甲を上に向けて同じ動で肩から手の甲までトントントン。
その次は親指を上に向けて同じ動きで手首から肩までトントントン。
最後に小指を上に向けて同じ動きで肩から手首までトントントン。
この一連の運動を左右行っていきましょう。
骨が弱い所をトントンすることで、骨に振動を与え、強い骨に変化していきます。
動けない方なら座ったままでもできます。
次に胸の上部、バストの下の肋骨を軽くトントントン。
腰から足をトントントン。
座ったままでもできます。
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② 食事(食べ物)
骨を作る時に一番大事なのが、なんといっても白米です。
白米は筋肉や、身体のホルモンを作る時にも重要な要素となります。
骨を作るためには細胞分裂を多くしないといけなく、
一番細胞分裂に起因するのが成長ホルモンです。
しかし年齢とともに成長ホルモンは減少します。
その代わりになるのがインスリン。
白米をしっかり食べてインスリンの分泌を促しましょう。
就寝後90分熟睡することでも成長ホルモンは分泌します。
寝る時間は特に関係ありません。
もし白米の糖分を気にする方が居れば、冷ご飯にしましょう。
冷ご飯にすることで成分が変わって、デンプンが吸収しづらくなり、血糖値が上がりません。
おにぎりがおすすめです。
または、サラダを先に食べましょう。
オリーブオイルをかけて、塩で食べると、そのあと温かいご飯を食べても血糖値が上がりませんでした(Satoの実験。リフレをつかいました)
女性ホルモン用の働きをもつ大豆イソフラボンもおすすめです。
今夜はさっそくひじきに大豆を加えて煮ものにしようと考えてるSatoです
③ 食事(飲み物)
飲み物ではハーブティーがおすすめです。
ハーブティーは食事療法の一環であり、
日々の体調に合わせてブレンドすることで身体の調子を整えることができます。
おすすめのハーブティーを5つ紹介します。
・ワイルドヤム
ワイルドヤムに含まれる物質、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は、
プロゲステロンの前駆体となることが知られています。
プロゲステロンは女性ホルモンの一種であり、
女性ホルモンの分泌を促進する効果があります。
更年期障害の改善にも効果を示します。
味わい:香りはほとんどなく、やや甘く、苦味のある味
・ネトル
ネトルは多くの栄養素を豊富に含んでいることから、
「天然のマルチビタミン」と呼ばれているハーブです。
そのため、ビタミンや鉄分、フラボノイドなどの栄養素を含みます。
ネトルは骨密度の低下を防ぐ働きがあります。
味わい:抹茶のような香りと味
・ホーステール
ホーステールは、古代から薬草として使用されてきた植物です。
また、ホーステールにはシリカ(ケイ素)という成分が含まれており、
ケイ素が骨形成を促進し、骨密度を向上させる効果があります。
味わい:ほんのりとした草の香りと、少しの甘さを感じる味
・レッドクローバー
レッドクローバーには、イソフラボンと呼ばれる植物性エストロゲンが含まれています。
イソフラボンは女性ホルモンの働きを行う効果を持つため、
ホルモンバランスの調整に適しています。
味わい:草の香りと、少し甘味と苦味のある味
・チェストツリー
チェストツリーは、女性の子宮に働きかける効果があります。
そのため、女性ホルモンを強くしたり、
ホルモンの分泌を調整する効果もあるとされています。
味わい:ピリッとしたコショウのような刺激のある味
以上が、骨粗しょう症を予防・改善する方法です。
今日からできることばかりだと思いますので、
ぜひ試してみてくださいね。
ですが、すでに腰や大腿骨を骨折した経験のある人は骨粗しょう症とはんだんします。
検査して治療しましょう。
骨粗鬆症から骨折⇒寝たきりへのはじまりです。
回避しましょう!
骨粗鬆症が心配だからと牛乳を頑張って飲んでる人もいますが血中にカルシウムが多くあっても骨に移動するチカラが弱ければ骨粗鬆症には効果が無いばかりか血中のカルシウム濃度が上がり、他の疾患を呼びます。
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- まとめ
今回は、骨粗しょう症をテーマに、
骨粗しょう症の原因と、
骨粗しょう症の予防・改善方法ついてご紹介しました。
骨粗しょう症に効果的なハーブはこの5つ!
① ワイルドヤム
② ネトル
③ ホーステール
④ レッドクローバー
⑤ チェストツリー
骨粗しょう症は、骨の密度が低下し、骨折リスクが増加する疾患です。
正しい予防と対策を行っていかないと症状は悪化する一方ですので、
今回紹介したものをぜひ実践してみてください。 他人事ではなく自分事と置き換え、骨粗しょうとしっかり向き合っていきましょう。