もうすぐ4月。新年度、新学期が始まる時期です。
資格を取る為に勉強を始めたり、
新しい職場で仕事をしたりと、
新しいことに挑戦する方も多いのではないでしょうか。
しかし..
仕事や資格取得などの勉強も集中して頑張りたいけど、集中力が続かない…
集中力が続かなくて気ばかり焦って過ぎていく時間
そんな経験はないでしょうか?
そもそも集中力とは、
あるものに意識を向け続ける力のこと。
一般的に、大人の集中力の平均持続時間は約50分といわれています。
しかし、50分間継続して集中しているのではありません。
高い集中力の発揮は15分程度しか保てず、1度落ち込み、
また15分程度集中できるという周期を繰り返しているのです。
50分という平均時間は、この集中できる15分の波が3回と、
余剰の5分を足した計算になります。
集中力の持続時間には目安がありますが、
工夫次第で時間を伸ばすことは可能です。
今回は、新しく勉強や仕事を始める方必見!
集中力をアップさせる方法についてご紹介します。
ちなみに、作業中の集中力アップの方法として、
ハーブティーがおススメです!
ハーブティーの香り成分はリラックス効果が高いので、
デスクワークのような頭を使う仕事の合間に飲むのがおすすめです。
忙しい時間に追われる中でも、ちょっとした休憩時に飲むことで、
神経がかえって研ぎ澄まされて、集中力が高まりますよ。
詳しくは後ほどご紹介いたします。
〇こんな方にオススメ
・集中力を高めて勉強や仕事に取り組みたい方
・集中力を高める方法を知りたい方
○この記事を読んで分かること
・集中力を高める為の生活習慣
・仕事や勉強中に取り入れる方法
・集中力をアップさせるのにおススメのハーブティー
皆さまの日々のお悩み改善に少しでも役立てば嬉しいです!
では、見ていきましょう!
■集中力を高める為の生活習慣
日頃の生活習慣を見直すことも非常に重要です。
集中するためのコンディションを整えていないと、
どれだけ良い方法を実践しても小手先のような効果になってしまいます。
そうならないためにも、
集中力を高めるための生活習慣をつけることが大切です。
- 睡眠をしっかりとる
睡眠は、脳が休息をとる時間となります。
十分な睡眠がとれていれば脳もしっかり休め、
日中の集中力アップにつながりますが、
睡眠不足で脳が休めないと集中力も持続しなくなります。
睡眠時間は、「8時間とるとよい」といわれますが、
必ずしも8時間にこだわる必要はありません。
大切なのは、
よく眠れたという感覚があり、日中に眠気を感じないことです。
適切な睡眠時間は人によって異なるため、
自分にあった睡眠時間を探してみましょう
ちなみに睡眠は、就寝後90分が重要です。
この時間に深く熟睡できれば、脳はしっかりと休みことができます。
寝入りばな90分は起こされることのないように携帯電話をoffにしておくのも
良いですね。
- 運動をする
日常的に運動をすることで、
血流がよくなって脳の活性化に役立ちます。
脳が活性化すれば勉強や仕事をしても疲れにくくなり、
集中の持続時間を伸ばせます。
必ずしもスポーツをする必要はなく、
血流を促進する程度の軽い運動で良いため、
運動が苦手な人でもチャレンジしやすいと思います。
仕事や勉強前に軽いストレッチや、軽い散歩が良いでしょう。
作業前にストレッチをすると、
身体がほぐれて血流がよくなり脳の活性化につながります。
ストレッチは室内でできるため、
作業前でも気軽に実践できることがメリットです。
また、身体の血液は下半身に多く集まっているため、
歩いて脚を動かすと筋肉がポンプのように血流をサポートします。
- 栄養を意識した食事を摂る
脳の働きをサポートする栄養を意識して食事をするのもポイントです。
例えば、ビタミンB1は脳の重要な栄養である糖質を
エネルギーに変えることに役立ちます。
豚肉や玄米はビタミンB1を多く含むため、
積極的に摂るのがおすすめです。
また、アサリや赤身肉、魚に多く含まれる鉄分は、
貧血を防いだり、脳の細胞同士の情報伝達がスムーズになるよう
サポートしたりする成分です。
これにより、頭がボーっとするのを防ぐ働きを期待できます。
今回ご紹介した3つの生活習慣を取り入れ、
集中力を高めていきましょう。
続いて、作業中に実践できる集中力を高める方法をご紹介します。
■仕事や勉強中に取り入れる方法
前述の通り、集中力の持続時間には目安があります。
しかし、今からご紹介する方法を実践することで、
集中できる時間を伸ばすことは可能です。
おすすめの方法を3点ご紹介します。
- ポモドーロテクニックを行う
ポモドーロテクニックとは、
時間を区切って集中と休憩を繰り返す方法のこと。
作業時間を25分と短く区切ることで集中と休憩のメリハリがつき、
没頭できるほど集中力が高まるとされています。
具体的には、以下のステップで行います。
- ① タイマーを25分にセットして作業を始めます。
- ② タイマーが鳴るまで作業を行います。
- ③ タイマーが鳴ったら作業を止め、5分間休憩します。
- ④ ①~③を4回繰り返したら長めの休憩をとります。
- ⑤ 長めの休憩終了後、また①に戻って再開
5分間の休憩では、
深呼吸や水分を摂るなど作業とは無関係なことでリラックスしましょう。
長めの休憩は20~30分ほどとり、
次のタームに備えてしっかりと脳を休ませるのがポイントです。
ちなみに、「ポモドーロ」とはイタリア語で「トマト」の意味で、
この方法を発明したイタリア人の起業家がトマトのタイマーを使って
いたことからこの名前が付けられました。
- 音楽や香りを利用する
作業用のBGMをいつも決まったものにすると、
その音楽を聴くことで集中状態に入りやすくなる作用も期待できます。
音楽に歌詞が入っていたり、
メロディーがあったりすると集中できない人は、
雨音や川の流れなどの環境音やクラシック音楽などを利用するのもよい方法です。
さらに、香りの刺激を利用する方法もあります。
香りを嗅ぐことで、頭を集中モードに切り替えるだけでなく、
脳の集中力や記憶力に関わる部分を刺激するといわれています。
実際に、香りを利用することで集中力や記憶力が高まったという実験結果もあります。
一般的に、集中力を高めるならローズマリーやペパーミント、
チョコレートの香りがおすすめです。
- 水分補給を行う
勉強や仕事中にこまめに水分補給をすることで、
血の巡りを良くして脳への血液循環が高まります。
水分補給の際に、水もいいですが、
ハーブティーや、お紅茶、緑茶がおススメです。
お紅茶や緑茶はカフェインを含んでいるため、眠気覚ましの効果が期待できます。
ぜひ、熱湯に近い97度くらいで淹れてください。カフェインがしっかり抽出されます。
更に、お茶に含まれるテアニンという成分は、
60度など低温で淹れると多く抽出されます。
あくまでも自然農法の緑茶についてですが、検証されています。
カフェインとは違いリラックス効果や睡眠の質を改善する作用があります。
リラックスが目的な時には低温で淹れてくださいね。
ハーブティーには血行を促進する効果のあるハーブや、
香りで頭がスッキリとして眠気をはらうハーブ、
気分をリフレッシュする働きなどがあり、
眠くなってきた時や頭がぼーとする時、
仕事に集中できない時など、目的に応じて役立てることができます。
しかもカフェインは含まれません。
次に集中力を高めるときに最適なハーブティーをご紹介します。
■集中力を高める時におススメのハーブティー
おすすめのハーブティーを3つ紹介します。
シングルとして飲むのも良いですが、
ブレンドして飲むとより美味しく、より効果的です。
受験勉強や資格勉強時にも効果を発揮するでしょう。
- マテ
ハーブの中では珍しくカフェインを1~2%含み、
中枢神経を刺激して脳の働きを活性化させる効果があります。
ビタミンCやビタミンB群、鉄分、カルシウムなどの
ミネラルを豊富に含むため、「飲むサラダ」とも呼ばれています。
一方で、カフェインが少量含まれるため、
妊娠中や授乳中やお子さまが飲む際には量に注意して飲むと良いでしょう。
味わい:焙煎していないものは緑茶に似ており、焙煎したものはほうじ茶に似ている
- ローズマリー
「若さを取り戻すハーブ」として古くから利用されてきました。
血液循環を促す働きがすぐれ、脳を活性化させる働きがあり、
記憶力や集中力を高めるので、勉強や仕事などを頑張りたい時に助けになります。
また、目の覚めるようなスッキリとした香りと味が頭をシャキッとさせます。
更に、心身を活性化させますので、やる気が起きない時にも利用できます。
味わい:甘くほろ苦い香りが特徴で、メンソールにも似た清涼感もある
- レモンバーム
レモンバームは、ギリシャ語で蜂蜜を意味する「メリッサ」とも呼ばれ、
古代ギリシャにおいても「長寿のハーブ」として飲まれてきました。
優れたリラックス作用で、ストレスやイライラ、緊張、不安などを鎮め、
心を落ち着かせてくれます
また、ストレスなどによる神経の緊張を鎮め、夜は眠りやすくしてくれます。
名前の通りレモンのような香りが良い為、頭をスッキリとしてくれます。
ローズマリーとブレンドして飲むのもおススメです。
味わい:やや甘味ですが、ほのかに苦みも感じる
■まとめ
今回は集中力を高める生活習慣と具体的な方法、
そして、おすすめのハーブをご紹介しました。
① マテ
② ローズマリー
③ レモンバーム
勉強や仕事中に集中力がなくなったり、
やる気が出ないときにぜひハーブティーを。
勉強や仕事で大変な時も多いかと思いますが、
集中力を高めて一緒に乗り切りましょう!